study = 勉強 ?
仕事柄、「勉強」って何? って考えることが多いのですが、
生徒さんに聞いてみると、「将来いい仕事に就くためにやってます。」とか、「点数を取るために頑張っています。」など、目的であって、答えになっていない答えが返ってくることがあります。
そんな奴いるのか、と思われるかもしれませんが、私は中学ぐらいから、勉強が好きでした。勉強とは何かを認識せずに。
今思えば、
「勉強」が、勉強という名前でも名前じゃなくても、何でもよかったのだと思いますが、
ただ単に知識が頭に入っていくことが楽しかった、
他の事柄と繋がっていくことが楽しかった、
興味がさらに出てくることが楽しかった、
テストで点数化されることと、その点数が上がることが楽しかった、
こんな感じで、「勉強」を楽しんでいた。
さらに、
わかっていないということがわかると、ワクワクした。
私が社会人になり、予備校で英語を主に教えるようになり、studyという単語をやその語源を調べていくと、元々ラテン語からきており、
study = 情熱、熱狂
という意味だということがわかりました。
つまり、熱くなれるもの、ということなのでしょう。
student = 熱狂する人
studio = 熱狂する場所
となります。
私は昔、「勉強」に「熱狂」していたのだ、と腑に落ちました。