私は、犬肉をたべました。
英語を使っていると、レベルが上がれば上がるほど、細かい部分まで意識をするようになります。
特に、みんな嫌がるのが、「冠詞」です。
無冠詞、a、the、複数形のsなどをいつ、どのようにつければよいのかが、一番悩むところだと思います。
今回は、
数えられる名詞(可算名詞)と数えられない名詞(不可算名詞)を述べてから、冠詞について少し述べます。
一定のまとまりがあると考えているもの=可算名詞
一定のまとまりがないと考えているもの=不可算名詞
と考えます。
例えば、
① I ate dog.
② I ate a dog.
③ I ate dogs.
の区別は可能でしょうか?
②は数えられるからaをつけている、③は数えられるから複数形のsをつけている。
①は、aも複数形のsもつけていないので、数えられないものと判断しなければならない。
犬を「数えられないもの」と判断している、ということはどういうことかというと、犬か「一定のまとまりがないと考えている」ということですから、犬としての形を有していない、
つまり、犬の形を有していないと判断される犬、となり、
dog = 犬肉
という意味になります。
恐ろしいです、切り刻まれて、犬の形をしていないのです。
よって、
①は、「私は、犬肉を食べました。」
②は、「私は、生きている一匹の犬を丸ごと(生のまま)食べました。」
③は、「私は、生きている複数の犬を丸ごと(生のまま)食べました。」
という、どれも日本人にとっては、気持ち悪い意味になります。
犬の肉を食べる、という文化がある場合は、①は意味をなします。
冠詞、無冠詞、単数複数でも意味に広がりが出てきて、面白いといえば面白い。
theについては、どこかのタイミングで述べます。