study = 勉強 ?
仕事柄、「勉強」って何? って考えることが多いのですが、
生徒さんに聞いてみると、「将来いい仕事に就くためにやってます。」とか、「点数を取るために頑張っています。」など、目的であって、答えになっていない答えが返ってくることがあります。
そんな奴いるのか、と思われるかもしれませんが、私は中学ぐらいから、勉強が好きでした。勉強とは何かを認識せずに。
今思えば、
「勉強」が、勉強という名前でも名前じゃなくても、何でもよかったのだと思いますが、
ただ単に知識が頭に入っていくことが楽しかった、
他の事柄と繋がっていくことが楽しかった、
興味がさらに出てくることが楽しかった、
テストで点数化されることと、その点数が上がることが楽しかった、
こんな感じで、「勉強」を楽しんでいた。
さらに、
わかっていないということがわかると、ワクワクした。
私が社会人になり、予備校で英語を主に教えるようになり、studyという単語をやその語源を調べていくと、元々ラテン語からきており、
study = 情熱、熱狂
という意味だということがわかりました。
つまり、熱くなれるもの、ということなのでしょう。
student = 熱狂する人
studio = 熱狂する場所
となります。
私は昔、「勉強」に「熱狂」していたのだ、と腑に落ちました。
「反応しない」生活
日頃から、本をよく読むのですが、
最近、草薙龍瞬さんの「これも修行のうち。」という本を読みました。
仕事には人間関係がつきもので、知らないうちに、楽しいことはよいのだけど、思わしくないことが起こるとイライラしたり、知らないうちにネガティブな気持ちになっていたり。。
そういう感情に気づいた、ということはよいことだとしても、どうやってリアクションをとることが最適なのかがわからなかったりする。
この本では、
ふだんの感情の持ち方として望ましいのは、
①ニュートラルが基本、
②快はおまけ、
③不快は避けるべきだが、反応することは人との関係に不可欠だから、不快を感じたら、上手に解消する、
ということになります。
と書いてあり、腑に落ちました。
その後、読み進めると、リアクションの具体的な方法が書かれており、参考になりました。
快をおまけととる、というのは、喜ばしいことが起こった時は、舞い上がるのではなく、「単に運がよかった」と考えよう、ということだと私は解釈しています。
羊が1匹、2匹… 何で羊?
眠れない時、羊を数えるといいよ、と言われ、
「羊が1匹、羊が2匹・・・」
と数えた経験は誰にでもあるはず。
眠れたか、眠れないなったかはよいとして、何で羊なの?、って思ったことはありませんか。
英語で考えるといいヒントになります。
羊=sheep 羊=sheep 羊=sheep
何か気づきませんか?
眠る=sleep
眠ろうとして羊を数えると、次第に疲れてきて、h(エイチ)がいつの間にか l(エル)にかわって。。。
上記の説明は、本当かどうかは不明です。
勝手な私の推測ということでお願いします。
watering
英語は語順で訳がほぼ決まり、語順の型である文型が重要になります。
そして、文型を特定するためにも、文の要素や修飾語の知識が不可欠です。
また、
ある単語がどの位置で、どの要素なのかによっても、訳し方が変わって来ます。
例えば、waterは、名詞で「水」ですが、動詞の位置にきて後ろに植物がきていれば、その植物「に水をやる」となります。
以前、ガムの商品名で、watering Kissmintというのがありましたが、おそらくそのガムを噛むと水分がジュワッと出てくるのではと予想しました。
が、どうやら違うのです。
waterを辞書で調べると、「分泌液を出す」という意味がありました。
唾液がジュワッと出てくるガムということなのでしょう。
horsing
予備校で雑務をお願いしているアルバイトの女性と仲良くなって、より多くの仕事をお願いしなければならず、伝えに行った際に、
「このままだと、馬車馬の様に働くことになるー!」
と不意に言われました。
その方は本当に仕事ができ、集中していると周りが見えなくなり、額に汗しながら頑張ってくれています。
講師の間でも「馬車馬の様に働く」という言葉を忙しい時に使う様になり、認知されてきました。
しかしながら、
あまりに使っていると、そのアルバイトの方に気づかれてしまうと感じ、特に英語講師の中で、
「馬車馬の様に働いている状態=horsing」と造語を作り、使っていました。
さすがに、その言葉があるのか調べたくなり、調べてみると、
horsing 形容詞「交尾期の」という意味があることがわかりました。
horseを調べると《従順・高貴な動詞として尊重される反面、好色・愚かさの象徴でもある》と書いてあったり、「セックスをする」という意味が書いてあったり。
語源を知るって、改めて面白いと感じました。
なお、追記ですが、冒頭のアルバイトの方ですが、できちゃった結婚で退職されました。
好色だったのでしょう。
じゃあ、she は誰?
普通は、男性と反対で、その場の状況で誰を指しているかが分かる女性、ということになるね。
けど、
月、自然、運命、海、平和なども、sheで受けることが多いようです。
辞典では、フランスという国を、sheで受けている例文がありました。
ただし、普通、地理的な単位としては、フランスは、itで受けるって。